第9話は、仮名子(石原さとみ)が出版社との打ち合わせのために1日不在に。ロワン・ディシーの従業員たちは石原に振り回されず仕事ができることに歓喜し、さらにラッキーな出来事が立て続けに起こり始める。一方、仮名子は外出先で打ち合わせの日にちを間違えていたことが判明。店に帰ろうとするも、不運な出来事に巻き込まれ続け――というストーリーになっていた。
「石原演じる仮名子のメイクやファッションスタイルは、女性視聴者を中心に支持を集めていますが、ここに来てさらに評価され始めたのが、石原演じる仮名子の食べ方。言動は乱暴なキャラクターであるものの、フランス料理なだけに食べ方の所作が非常にきれいだと評判を集めています。また、満足そうな顔でたくさん食べる姿にも、『食べっぷりに癒される』『どんなに文句言ってても食べるときは笑顔で可愛い』『なんだかんだ綺麗にたくさん食べるキャラだから許せちゃう』という声も。食いしん坊キャラだからこそ好感を集めている部分もあるようです」(芸能ライター)
また、第9話では、芸能人の熱愛現場をカメラに収めようとしている顔見知りの記者に遭遇した仮名子が「どうだっていいじゃない、人様の惚れた腫れたなんて。純愛だろうと熱愛だろうと、他人がとやかく言って何が面白いのよ?」と言い放つ一幕も。これまで何度も熱愛をスクープされてきた石原なだけに、「めっちゃ皮肉が効いてる!」「さすがに説得力あるわ」「撮られてきた石原さとみだからこそ、名言になるわ」という絶賛の声も聞かれていた。
「当初はその強烈なキャラクターに疑問を抱く視聴者も多かったようですが、ストーリーが進むにつれ、視聴者の方が馴染んでいった様子。しかし一方では、やはりコメディ要素の強すぎる演出に、『ただのワガママ女にしか見えない』『石原さとみ自身も株落としそう』といった懸念も。次週は最終回ですが、最後まで受け付けることのできなかった視聴者も少なくないようです」(同)
このまま本作は、石原にとって黒歴史ドラマとなってしまうのだろうか――。