明菜は10年秋ごろから体調を崩し、入退院を繰り返してきたため活動を継続することが困難になっていた。14年の大みそかにはNHK紅白歌合戦で4年3か月ぶりに芸能界に復帰し、その後も新曲を発売するなど、体調と相談しながら徐々に本格復帰に向けて始動。今回のステージ復帰となった。
ディナーショーは、休養前から毎年恒例のイベントで、体調を崩した10年の年末にも開催を予定していたが中止に。ファンにとっては待望のディナーショー開催となった。
ディナーショーは12月4日にファンクラブ会員限定の東京・ヒルトン東京お台場を皮切りにスタート。その後の6か所は一般のファンも購入が可能で同24日の千葉・ホテルニューオータニ幕張まで行われ、チケットは4万2000円から5万円となっている。
ステージ復帰に合わせ、11月30日にはカバーアルバムの発売を予定。12月21日には、完全限定生産のクリスマスCDを、アナログレコードと併せて発売するという。
各メディアに対して明菜は、「ファンの皆さんにお会いできることうれしく思っております。久しぶりのディナーショーなので、今からとても緊張しています。精一杯頑張りますので、よろしくお願い致します」とメッセージを寄せている。
「休業中、恋人関係とも言われていた男性マネージャーが献身的に明菜の身の周りの世話をしてきた。体調が回復してからは、レコーディングで米・ロサンゼルスを訪れるなど、リフレッシュをはかり、復帰に向けていた。復帰により、今年の紅白出場の可能性も浮上している」(音楽関係者)
来年のデビュー35周年は精力的に活動することになりそうだ。