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テレビ界が争奪戦を繰り広げるカズオ・イシグロ氏の魅力

 民放キー局や大手広告代理店のキャスティング会議で、合言葉のように繰り出されるのが“カズオ・イシグロ”だという。

 '17年のノーベル文学賞に長崎県出身の日系イギリス人、カズオ・イシグロ氏(62)が選ばれた。『日の名残り』や『わたしを離さないで』などの作品が有名なのだが、日本では今一つ彼の功績を知る視聴者が少ない。この現実にテレビ界が着目しているのだ。
 「日系人ということで国民の関心は非常に高いんです。小説『わたしを離さないで』の文庫(早川書房)は10月16日付、オリコン週間“本”ランキング文庫部門で、10月9日付の100位圏外から一気に37位に急上昇したんです。本の実売が短期間でこれほど伸びた例はここ最近、非常に珍しいことなんです」(出版関係者)

 さらに“カズオ・イシグロ”人気を後押ししたのが、人気女優、綾瀬はるかのコメントだ。
 「私も大ファンだったと発表しました。綾瀬は昨年、ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系)に主演しています。その原作がカズオ・イシグロ氏だった縁から、撮影前に本人にも会い親交を深めていたんです。彼女がこうしたコメントを発したことで、視聴者の関心はさらに高まっているんです」(芸能関係者)

 現在、NHKや日本テレビ、テレビ朝日などがエージェントを通じて出演オファーを投げているという。
 「日テレは『世界一受けたい授業』、NHKはドキュメンタリー、テレ朝は池上彰を起用した特番。いずれにせよ国民の関心が高い今、テレビ出演に成功したら金一封は間違いない」(テレビ関係者)

 当然、気になるのは出演料。果たして、ノーベル賞作家ともなればどれくらいの出演料になるのか?
 「ずばり言い値でしょう。いずれにせよ、文化人の最高枠になる。たとえばの話、1000万円でもNHKなら国民の関心が高いことを理由に、OKするでしょう」(制作関係者)

 近々、日本に帰国すると囁かれるイシグロ氏。夢のテレビ出演は実現するか?

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