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【週刊テレビ時評】平凡な視聴率に終わった冬ドラマ 柴咲コウ主演○○妻は好視聴率で終える

 冬ドラマがおおむね最終回を終えた。

 話題作が多かっただけに期待値はかったが、どのドラマも視聴率的には平凡なものに終わってしまった。

 そのなかで、高い視聴率を残したのは、柴咲コウ主演の「○○妻」(日本テレビ/水曜午後10時)。10分拡大で放送された最終回(第10話)は14.7%(数字は以下、すべて関東地区)。過去最高の15.2%(第2、4話)は上回れなかったが、最低でも12.9%(第8話)と安定した視聴率で推移。全話平均は14.3%で、今クールの民放連ドラでは、「DOCTORS3 最強の名医」(沢村一樹主演/テレビ朝日/木曜午後9時〜)の平均14.4%に次いで、2番目に高い数字となった。

 柴咲といえば、ヒロイン役が多く、単独では連ドラ初主演となったが、好視聴率をマークしたことで、改めて、その存在感をアピールした。

 草なぎ剛主演「銭の戦争」(フジテレビ/火曜午後10時〜)も健闘した。最終回(17日=15分拡大)は15.4%と過去最高で、平均は13.4%だった。

 2度の5%割れを記録するなど低迷した堀北真希主演「まっしろ」(TBS/火曜午後10時)最終回(第10話=17日)は5.2%で、平均は5.7%。今クールの民放連ドラでワースト視聴率となりそうで、堀北にとっては屈辱ともいえる結果となった。

 中谷美紀主演「ゴーストライター」(フジテレビ/火曜午後9時〜)最終回(第10話=17日)は9.2%で、平均は8.6%。

 “3代目相棒”成宮寛貴が卒業となった「相棒season13」(テレビ朝日/水曜午後9時〜/昨年10月〜今年3月)最終回(第19話=18日)2時間9分スペシャルは20.3%と、同シリーズ2年ぶりの大台超えで有終の美。全話平均は17.4%で、前シリーズと同じだった。

 真木よう子主演「問題のあるレストラン」(フジテレビ/木曜午後10時〜)最終回(第10話=19日)は8.7%で、5週ぶりに8%台に転落し、厳しい数字で幕を閉じた。

 小栗旬、上野樹里、吉田羊、吉田鋼太郎、綾野剛らの豪華キャストが脇を固めた「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(生田斗真主演/TBS/金曜午後10時〜)最終回(第10話=20日)は11.3%で、初回(11.5%)以来の11%台をマークしたが、3度1ケタ台を記録するなど伸び悩んだ。

 主演の亀梨和也と深田恭子の激しいラブシーンで話題を振りまいた「セカンド・ラブ」(テレビ朝日/金曜午後11時15分〜)最終回(第7話=20日)は6.3%で、第3話と並ぶワーストタイで終えた。

 西島秀俊主演「流星ワゴン」(TBS/日曜午後9時〜)最終回(第10話=22日)は11.2%。過去最高だった11.7%(第2話)に次ぐ視聴率で、なんとか格好はつけた。

 武井咲主演「戦力外捜査官SPECIAL」(日本テレビ/21日土曜午後9時〜11時8分)は10.4%で辛うじて2ケタ台。同日裏で放送された放送90年ドラマ第1弾「紅白が生まれた日」(松山ケンイチ主演/NHK総合/21日土曜午後9時〜10時13分)は7.8%だった。

 また、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜日午後8時〜)第12話(22日)は前週より0.8ポイント下げ、13.2%。すっかり、12〜13%台が定位置となった。

(坂本太郎)

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