「『火花』は、ピースの又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化したものです。板尾は本作で監督と脚本を務めました。11月23日の公開日を前にしての、不倫報道は映画のイメージを落としかねません。板尾は1994年には18歳未満のファンの少女と性的関係を持ったとして、芸能活動を自粛しています。この時は、先輩芸人のダウンタウンの松本人志が尽力し、早期復帰がかないました。こうした過去もあるため、ほかの芸能人と比べても、不倫報道のイメージは特段に悪いといえるでしょう」(芸能ライター)
今回の不倫報道は、映画への打撃だけでなく、板尾の今後の進路にも影響しそうだ。
「板尾創路は、本業のお笑い芸人のほかにも、テレビやドラマに出演する俳優として活動を行っています。さらに、独特の感性の持ち主として知られ、コラム執筆や作詞活動も行っています。映画監督もそうした“文化人路線”のひとつといえるでしょうし、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーの意向でもあるでしょう。しかし、共演者に手を出すようでは、そうしたイメージも崩れてしまいますね」(前出・同)
たった一度の「火遊び」であっても、今後の出方次第では、俳優や作家としての「文化人路線」に影響をおよぼしそうだ。