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事務所の大先輩滝沢秀明に電話番号を聞いた、勇気ある元ジャニーズJr.は…

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 V6・三宅健とタッキー&翼・滝沢秀明によるユニット・KEN☆Tackeyが始動した。滝沢の座長公演『滝沢歌舞伎』シリーズから誕生した“おいしい関係”のケンタッキー。18日にリリースするデビューシングル『逆転ラバーズ』は、ジャニーズユニットから久しぶりに生まれた越境コンビだ。

 入所では、三宅が2年先輩。V6としての歌手デビューも、当然早い。V6は、TOKIOが山口達也の脱退によって音楽活動を停止せざるを得なくなったため、グループで音楽面でも稼働している最年長となっている。

 一方の滝沢は、相棒の今井翼がメニエール病を再発させたことによって、デュオ活動を無期限活動休止中。今年になってからは、危険地帯の探検家としての顔や、ヒロミとコンビを組んでのDIYなど、趣味を仕事に直結させたアグレッシブな動きが目立つ。

 そんな滝沢は90年代、“Jr.黄金期”をけん引した立役者。13歳で入所するや、またたくまにアイドル街道を爆走。02年にタッキー&翼として歌手デビュー後、04年にはミュージカル(DREAM BOY)の史上最年少座長、05年にはNHK大河ドラマ(義経)の史上最年少主演の記録を樹立した(いずれも当時)。

 まだJr.だった嵐や関ジャニ∞、KAT-TUNや山下智久、生田斗真らを取りまとめるJr.の雄、それが滝沢。雲の上の存在だったが、そんな滝沢と会った直後に電話番号を聞いた大胆すぎるJr.がいた。

「Hey!Say!JUMPの八乙女光くんです。12歳で入所したそのおよそ2年後、伝説の学園ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の第7シリーズに出演。ドラッグにおぼれる中学生を怪演しました。そんな光くんですが、オーディションに合格したわずか1週間後、滝沢くんに電話番号を聞いているんです。そして、実際に自宅に電話をかけています」(アイドル雑誌のライター)。

 八乙女は滝沢の7年後輩。にもかかわらず、番号を聞いて、かけて、マンツーマンで対話。それだけでもおののくが、「ヒマだから相手して」と切り出し、滝沢が話していると、数秒間も沈黙。のちに、笑い声。滝沢がその理由を聞くと、「漫画を読んでました」と仰天返答。無知で無邪気すぎるがゆえの蛮行だ。

 今では、『ヒルナンデス!』(火曜日レギュラー)、『スクール革命!』(いずれも日本テレビ系)とバラエティ番組を担当。お笑い芸人が嫉妬するようなリアクションを見せ、ミラクルを呼び起こすことも珍しくない。

 “天下の滝沢”に失礼な態度をとってしまった10代。もう、笑って話せる思い出となったようで……。

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