「今回の裁判は、某広告代理店のシンクタンクが内々にリサーチを掛けたところ、金額に換算したら約1000億円以上の損害に値するという結果が出た。要はステーション・イメージが悪くなり、その相乗効果でスポンサーが逃げてしまうとの予測らしい。営業幹部らはこの結果に顔を蒼くしています」
日テレ関係者をここまでビビらせているのは、ホステスのアルバイト歴があったことでアナウンサー職の内定を取り消されたことを不服とし、ミス東洋英和女学院大の笹崎里菜さん(22)が日テレを相手に訴訟を起こした件だ。
笹崎さんは「入社する権利がある」という地位保全を求め徹底抗戦の構えだというが、某制作会社プロデューサーが意味深な証言をする。
「あくまでも噂ですが、バイトをしていた店に問題があるとか、プライベートの写真の内容に関しても色々な噂がテレビ界に出回っている。もちろん、どれも裏が取れたものではないが、日テレが裁判になることを覚悟して内定を取り消したということは、それなりの事情があったと考えるべきなのではないでしょうか。日テレにもヤリ手と評判の記者がわんさかいる。当然、さまざまな裏取りに走らされたはずです」
裁判に負ければ、日テレは数百万円の慰謝料を請求されるといった話も上っている。
「問題は、裁判で“内定を認める”となった時に、果たしてアナウンサーとしての仕事があるのかどうかです。さすがに笹崎さんも、自分の実力や能力を棚上げしてまで仕事を要求するわけにはいかないでしょう」(関係者)
両者がどう出るか。今後の行方に注目だ。