千鳥のノブは2013年の放送で約7時間の大遅刻をしている。大阪の自宅で目覚めた時には、出番の一つ前の芸人がテレビに映っていた。そこから東京へ急いで向かうも実に7時間の大遅刻をしてしまった。テレビに相方の大悟とともに登場したノブは「しっかり9時間半寝ました」と正直に理由を述べた。大悟がフォローで述べた「遅刻と言えばワシだろ」も見事なツッコミと言えるだろう。その後は、フジテレビのお偉いさんや、吉本興業の社長からさんざん怒られたようだ。後にテレビ朝日の入社式に登場したノブは、この遅刻伝説を引き合いに出し、「1回の失敗で人生は終わらない」と新入社員へ対してエールを送った。
2018年の放送でも、ハライチの澤部佑が出番から約20分遅れて登場。相方の岩井勇気から詰められると、「本当に普通のシンプルな寝坊」とこちらも正直に理由を述べ、謝罪した。岩井は「フジテレビはこういうの1年中いじるから」とツッコみ、笑いを誘っていた。
年末年始は、旬の芸人にとっては移動を繰り返すハードスケジュール状態が続く。あのレイザーラモンHGも、人気絶頂期には大晦日の深夜に地方のカウントダウンイベントを終えた後、『今年も生だよ芸人集合 笑いっぱなし伝説』(テレビ東京系)のスタジオにヘリコプターで移動し出演を果たした。不名誉なことではあるが、注目を集める「遅刻」伝説は今年も生ずる可能性はありそうだ。