高嶋は年内に長編ドラマ『十万分の一の偶然』(テレ朝系)に出演し、来年1月からは連続ドラマ『サキ』(関西テレビ・フジテレビ系)に出る。
仲間由紀恵演じる“魔性の女”サキに翻弄され、身を破滅させる愛妻家の総合病院理事長役。私生活を地でいくような役柄だ。それにしても離婚訴訟中はホテル住まいを強いられ、ヤマダ電機のCMを失うなどさんざんだった。約1億円あった貯金も底をついたという。
「高嶋の所属は東宝芸能。父の高島忠夫、兄の高嶋政宏も同じです。固定給としての月給は160万円といわれるが、これは年に連続ドラマ数本、それにCMに出ていてもらえる額。離婚訴訟中は仕事もなく、高嶋は東宝芸能に対して“借り”の状態が続いていた。今後、月給が下がる可能性もありいます」(芸能界事情通)
東宝芸能にとっても高嶋に稼いで欲しいのはいうまでもない。そのため東宝が筆頭株主であるフジのドラマで、ある程度重要な役を持ってきたわけだ。
だが、復活のアドバルーンを上げてもすぐに軌道に乗るほど芸能界、甘くなかろう。今後、高嶋はいかにして食べて行くのか。
「ポイントは、石田純一的営業をどれだけできるかですよ。つまり、汗もかけば恥もかく、という役柄をどれだけ演じていけるかにかかっている。かつて石田も離婚や破局で苦労し、借金もできた。だが仕事を選ばず、毎月こなして再浮上を果たした。今後はバラエティーにも出るべきで、よく働いていると世間に思わせるぐらい仕事をこなしていけばなんとかなります」(前出・芸能界事情通)
高嶋がどう変わるのか、要注目だ。