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ハッシーの地方競馬セレクション(4/10)「第24回東京スプリント(JpnIII)」(大井)

 ゆずホン無念。惜しくもタイトル奪取ならず!先週は船橋競馬場でマリーンC(JpnIII)がおこなわれました。女王の座を目指しタイトル奪取を狙ったゆずポンことレッドクラウディアですが、スタートでやや後手を踏んだこともあるが、戦前の作戦通り逃げずに好位4、5番手のポジションを取る。向正面中ほどから宿敵メーデイアとともに仕掛け始めるが、3コーナーでは手応えが違い苦しい状況。しかし、プロレスならここから大逆転が!! …とはならず、直線に入るとメーデイアに引き離され2着に敗れました。今回は馬場に尽きると思いますが、それでも3着以下は離しているだけに力は間違いなくあります。次こそはリベンジだゆずポン!

 さて、今週も交流重賞があります。先週が中央と地方の女の闘いならば、今週は男女入り乱れた春の早い奴決定戦。決戦の場は大井競馬場。その名は「第24回東京スプリント(JpnIII)」。その名の通り1200m戦で瞬きをしてるとアッという間に終わってしまうスピードレース。ここを勝って春のスプリント戦線を引っ張っていくのはどの馬か。スピード自慢の電撃戦を見逃すな!

 今春のスプリント戦線を引っ張っていく早い奴はこの馬です!JpnI無冠の快速馬◎セイクリムズンです。以前は無冠繋がりで阿部慎之助捕手になぞらえていましたが、阿部捕手は昨年タイトルを取ったので、別の人を…あ、いましたね。同じ巨人の高橋由伸外野手が。天才打者といわれながら常に僅差でタイトルを逃してきたところがセイクリムズンと重なります。11年、12年と2年連続2着とJBCスプリント(JpnI)のタイトルを逃しており、今年こそ初のJpnIタイトル奪取に向けて負けられない一戦となりますが、本馬には勝利に向けての良いデータがあります。それは1度勝つと必ず連勝するというデータです。セイクリムズンの過去の競走成績を見て頂ければわかるように、連勝出来なかったのは2010年 の栗東Sを勝った次走のみで、それ以外は必ず連勝しています。ということは、前走黒船賞を勝っているので今回は連勝間違いなしです。一時期落としていた状態も、3走前の根岸Sから復調しており状態面での不安はありません。実績は出走馬の中で断然なので、状態さえ整っていればまず勝ち負けでしょう。唯一の不安を挙げるとすれば、歳を重ねるにつれてズブさが出てきており、1200mでは少し短いかとも思いましたが、そこは広く直線の長い大井競馬場なので杞憂に終わることでしょう。

 対抗は抑えのスペシャリスト岩瀬仁紀投手こと1200mのスペシャリスト○ティアップワイルドです。1200m戦では77.8%の連対率を誇っており、かつ1月〜6月までの好走率が高い。今回は1200m戦、4月と好走条件にぴったりな上に叩き2走目で状態もアップしています。2走前の兵庫ゴールドトロフィーでは、本命のセイクリムズンを破っている実力があるだけに逆転があるならばこの馬でしょう。

 ▲は一時期の不振を脱出してきたヤサカファインです。前走は休み明けながら59kgの斤量を背負い4着と好走しており、一叩きされ斤量が3kg軽くなる今回は条件が好転します。追い切りではフットワーク良く素軽い動きを見せており、状態は確実に上昇。調子の良さとベストな条件で上位争い食い込んでくるでしょう。

 以下、鉄砲駆けが利く一昨年の優勝馬△セレスハント、距離は1ハロン短いが力があるトウショウカズンまで。

◎(15)セイクリムズン
○(5)ティアップワイルド
▲(4)ヤサカファイン
△(11)セレスハント
△(6)トウショウカズン

買い目
【馬単】5点
(15)→(5)(4)(11)(6)
(5)→(15)
【3連単】6点
(15)→(5)(4)→(5)(4)(11)(6)

※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。

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