フジテレビは月9ドラマ「鍵のかかった部屋」に嵐の大野智、「37歳で医者になった僕」にSMAPの草なぎ剛、TBSは「パパドル!」に関ジャニ∞の錦戸亮、「ATARU」にSMAPの中居正広、日本テレビは「三毛猫ホームズの推理」に嵐の相葉雅紀がそれぞれ主演。SMAP、嵐、関ジャニと事務所内での人気が“3トップ”級のグループメンバーが視聴率バトルを繰り広げている。
この中で、初回視聴率視聴率トップに立ったのは中居のドラマで19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で今年放送された連ドラの視聴率でもトップの高視聴率だった。
それに続いたのが大野のドラマで18.3%、相葉のドラマが15.3%で今期の1〜3位をジャニーズドラマが独占したが、いずれも“謎解き”を中心に描かれた作品。草なぎのドラマは13.2%で第2話も13.1%と推移しているだけに、視聴率は安定気味だ。
そして、錦戸のドラマは主人公・錦戸や関ジャニのメンバーが本人役で出演。主人公が優香演じるバツイチで3人の子供がいる女性と結婚し「バレたら引退」という境遇でアイドルを続ける苦悩をリアルに描いているが11.6%にとどまった。
「ドラマの中では7月に公開されるメンバー7人がヒーロー役で主演する映画『エイトレンジャー』の宣伝がしっかりされていたし、本人役で嵐の大野と櫻井翔も出演していた。昨年、ジャニーズは関ジャニ人気を少しでも嵐に近づけようと日テレの『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに押し込んだが、嵐人気にまだまだ及ばず。今年は勝負をかけているのだろう」(テレビ関係者)
5本のドラマの初回視聴率順は上からSMAP・嵐・嵐・SMAP・関ジャニとなったが、ほぼ事務所内での“序列”通りだった。