みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
今週オープンした阪神コースは、昨年リニュアル。内回りに外回り。これまでよりも一段とドラマチックなコースに様変わり。レースもスピード優先の舞台。2年前の阪神競馬場とは180度変身したコースがそこにあります。
昨年、記念すべきこのレースを優勝したのはウオッカで、人気のアストンマーチャンが2着。勝ちタイムが1分33秒1、ウオッカのラスト3Fは34秒2。出色の時計でした。また、アストンマーチャンは直前のファンタジーSが、1分20秒3のレコードで、イクスキューズ以下を5馬身ちぎる独走劇。今年のファンタジー優勝馬オディールは1分21秒1。昨年の牝馬陣のレベルの高さがうかがいしれます。
ということで、昨年のような傑出した馬が今年は見当たりません。それゆえ、どの馬にもチャンスは十分です。
ポイントはファンタジーSで大逃げを打ったエイムアットビップが再び参戦。これをアロマキャンドル、オディール、カレイジャスミン、ヤマカツオーキッドが急追する展開。緩みない流れになる公算が大。先行馬に有利な開幕週ですが、どうしても私の目は、ある1頭の馬から離れません。
◎エイシンパンサーです。新潟2歳S4着、ファンタジーS3着。いずれも本命。1勝馬ゆえに今回の阪神JFは出走叶わぬかも知れないと見ていたら、これが強運にも出走パス。考えてみれば新潟2歳Sは直前のマリーゴールド賞を挫創で取消。そのため、新潟2歳Sは10kg増の馬体。いかにも急仕上げでした。それでも、勝ち馬と0秒4差。マイル1分34秒5、ラスト33秒8は破格の内容。ファンタジーSは休養明けと出遅れ。オディールと同じ34秒2は立派です。新馬戦で並ぶところなく抜き去り圧倒した阪神が舞台。ズバリ!直線一気です!