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さいたま小4男児殺害 母争奪 ヒモの義父と被害児童の確執

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提供:週刊実話

 埼玉県さいたま市の集合住宅で、小学4年生の進藤遼佑くん(9)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された義理の父親・進藤悠介容疑者(32)が否認に転じた。

「当初、『本当の父親じゃないのにと言われて頭にきた』とか『延長コードで首を絞めた』と、殺害も認めるかのような供述をしていた悠介容疑者ですが、送検後のさいたま地検の調べでは一転、否認し始めたのです」(全国紙記者)

 悠介容疑者は、遼佑くんの母親(42)の再婚相手。高校教師の母親とはSNSで知り合い、今年の3月に母親の籍に入る形で結婚していた。

「容疑者は広島県の出身。東京の大学で福祉を学び、仕事を探していたようだが、現在は無職でした」(同)

 要はヒモ状態。結婚当初は遼佑くんも悠介容疑者になついていたとされ、SNSに2人でサッカーを楽しむ写真なども残されていたが、次第に義理の親子の関係がギクシャクしてきたのかもしれない。

 ノンフィクション作家の窪田順生氏が言う。

「家庭内のポジションをめぐって、義理の父親と息子が水面下で争っていた構図は容易に想像できます」

 母親との年の差は10歳。悠介容疑者も、年上の妻に母性を求めていたのかもしれない。いつしか遼佑くんと、母親の愛情を奪い合う“ライバル”のような間柄になっていたのか。

 「遺体を向かいの空き部屋のメーターボックスに隠していたというんですから、幼稚な犯行です。母親が悠介容疑者にどう接していたかは分かりませんが、生活の面倒を見てもらっていることは遼佑くんも知っていたはずですから、バカにされていた可能性もある。悠介容疑者には仕事探しのストレスもあったでしょうし、そういうことが重なって、突発的に起きた事件のような気がします」(窪田氏)

 両親の離婚後、長男は同じ教職に就く前夫が引き取り、二男の遼佑くんは母親に育てられていた。複雑な家庭環境の中、けなげに生きていた遼佑くんの無念を、何としても晴らさなければならない。

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