『バイキング』スタッフは、ゆたぼん一家が住む沖縄へ飛んで話を聞いた。不登校の原因につながったという「クラスメートが親や教師の言うことをハイハイ聞くロボットに見えた」というゆたぼんの発言の真意や、世間から反響が寄せられている現状について幸也氏に直撃した。
ゆたぼんは「自分が勝手に(クラスメートが)ロボットに見えただけだし、その子たちも何か悩みを抱えていたと思う」、ロボット発言に関しては「少し言い過ぎた側面があった」と語ったほか、幸也氏は自ら「学校に行かなくていい」と言ったわけではなく「本人が行きたいと言ったときだけ学校に行かせるようにしている」と話していた。
スタジオでは、これらの発言を踏まえて討論。司会の坂上忍らは「言い過ぎた」と反省したゆたぼんに対し「素直なところはホッとするところだね」と評価した一方、父親の幸也氏に対しては辛辣な意見を口にした。
特に幸也氏の「今後、息子さんが自分の好きなことだけで生きていけなかったら」との質問に対して「支えてくれるコミュニティに属すればいいと思っている。僕は『自立』っていうのは助けが必要なときに『助けて』と言って、助けてくれる人を見つけることだと思っている」という発言を取り上げた。
この発言には「教育(を受ける)義務と自由をはき違えてはいけない」とコメンテーターの安藤和津から否定的な意見があったほか、ネットでも「最初から他力本願だし自分勝手な発言に思える」「必要なときだけ支えてくれる、そんな都合のいいコミュニティーがあるのかな?」「そんなに助けて貰うだけの人生でいいのかな」と懐疑的な声が相次いだ。
坂上も「今回のような話題には肯定派と否定派が必ずいて、お互いの意見を攻撃し合って不毛な争いへ発展してしまう。当のゆたぼんくんが『いろんな意見があって当たり前なのだから自由にしてください』と言っているのだから、もしかしたら彼が一番大人なのかもしれないね」との見解を示し、この日の放送は終了した。
「日大アメフト問題」「小室圭問題」に続き、1時間以上にわたり「ゆたぼん問題」を取り上げたバイキング。この問題もしばらくバイキングの「名物」となりそうだ……。