伊勢谷は一昨年公開された映画「あしたのジョー」で演じた力石徹役が好評を呼び、昨年日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、人気俳優への道を着実に駆け上がってきた。そして今年、人気女優長澤まさみとの熱愛が発覚。まさに公私とも順風満帆だったはずだったが、今月発売の「週刊文春」の元彼女へのDV報道で、一気にどん底に叩き落されることになった。
ネット上では伊勢谷への批判、非難、中傷であふれ返り、伊勢谷が出演しているCM「COCO塾」をもじって「BOCO塾」などとバカにされる始末だ。これに耐えかねたのだろう。伊勢谷は今月16日、ツイッターで「誰かを誹謗したりする事で、自分がネット右翼となっている事を気がつかない人が多い。ネット右翼が社会の足を引っ張る存在になるのだが、自意識がなければ、自分を正義と勘違いしている奴がいる」などとつぶやき、ネット民に宣戦布告した。
いわゆる「ネット右翼」という言葉については様々な見解があり、いまいち定義がハッキリとしていないのだが、伊勢谷が言うように「誰かを誹謗する人」という意味合いは持ち合わせていない。そこで再び伊勢谷に批判が殺到し、伊勢谷はツイートを削除。さらに自身のフェイスブック上に「先日のツィートで、きちんとした定義と、意味を理解しないまま『ネットウヨク』という言葉を使ってしまったことで、僕の意図とは別の、多くの誤解を招いてしまった事をお詫びします」と謝罪した。
他にもツイッターで攻撃的な言葉をつぶやくようになるなど、完全に迷走状態の伊勢谷について、映画関係者は「DV報道があって、精神的に完全に参ってしまったようです。もともと図太いタイプではありませんでしたから。このままでは仕事はもちろん、長澤との関係にも影響が出てしまうのではないか」と指摘する。
このまま伊勢谷友介という俳優は潰れてしまうのだろうか。