「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」は昨年9月に、みのの次男が窃盗未遂事件で逮捕されたことをうけ、以後、スポンサー2社が現在までCMの放送を自粛しているが、同局によると、番組終了の理由は「総合的に判断した」。
同局の三木明博社長は、みのを“リストラ”しなかった理由について、「パーソナリティーとしてのみのさんの力量はまだ新しい展開ができる。力量を伸ばしていける余地があると評価した」と説明。新番組の放送枠は毎週日曜の夕方で情報バラエティーに近い形だというが一度“リセット”するのは仕方なかったようだ。
「みのは10月末に謝罪会見を行ってTBSの番組を降板するというけじめをつけたことから、スポンサー2社はCM再開に前向きだった。ところが、昨年11月、演歌歌手の島倉千代子さんが亡くなった際、同番組で『カムバックにふさわしい舞台』と葬儀への参列を宣言したことでネット上を中心に大バッシングを浴びてしまった。結局、葬儀へは参列しなかったものの、スポンサー2社はみのの明らかな不適切発言に呆れかえりCM再開を見送ってしまったため、いずれにせよ番組の継続が難しくなってしまった」(放送記者)
同番組は87年4月にスタートした長寿番組。同局はみのの古巣で、「現在の社長はみのの後輩にあたるため、なかなかみのを切れるはずがない」(同)というが、ほかのレギュラー番組は日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」のみ。
となると、気になるのがその稼ぎだが…。
「これまでは10億近い年収があると言われていたが、『秘密のケンミンSHOW』だけだと年間2億円。ラジオは1億とも言われていたが、リニューアルにより、ギャラはかなりダウンすることになったようだ。みのの収入はそのまま自身が社長をつとめる水道メーターの製造・販売会社の売り上げにも直結するため、会社の経営も揺らぐことになりそうだ」(芸能記者)
22日の同番組での、みのの発言が注目される。