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戦極 五味隆典がDREAM超え宣言

 戦極を主催するワールドビクトリーロード(WVR)は24日、都内のホテルで会見を開き、「戦極〜第四陣〜」(8月24日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カードと、「ライト級グランプリシリーズ2008」の参戦選手を発表した。第4代DEEPライト級王者のハン・スーファンとの対戦が決定した五味隆典はライバルイベントを強く意識し、DREAM超えを宣言した。

 今月21日にリザーブマッチから勝ち上がった伏兵、ヨアキム・ハンセンの優勝で幕を閉じたDREAMのライト級GP。青木真也とJ・Z・カルバンの因縁、数々の熱闘で話題を集めて大成功を収めたが、日本が世界に誇るライト級の雄は、対抗心をチラつかせた。
 「全選手ができる限りのものを見せたと思う。ハンセンが獲ったのは驚いた」と評価しながらも「オレはぶっちぎりで(2005年PRIDEライト級)GPを獲ったからね」とチクリ。遂には「1度は自分が通過したところ。その一歩先を行く試合を作れれば」と、ライト級の頂点に君臨する者として、旧PRIDEスタッフが中心となって開催しているDREAMを超える闘いを見せることを宣言してみせた。
 今年3月の戦極旗揚げ戦でドゥイン・ラドウィックをTKOで破ったのに続き、今回はテコンドー、ボクシングなどをバックボーンに、韓国で活躍するストライカーとの対戦。「打撃のスパーリングを本格的に、ボリュームのある練習をこなしている。(ジム生が参戦した)修斗のアマチュアの大会も終わったし、こっからは自分の時間。自分のために練習して、しっかりやり込んでいくだけ。打ち負けないだけのものを作りあげていく」と練習は怠っていない。
 「修斗時代の自分と似たスタイルだと思う」と相手のスーファンを分析した上で「寝技が弱点じゃないかな。極めるところで極める。勝利に近い方法を取る」と必勝を課して臨む。寝技の技術と基礎体力の強化のため、8月には今年で4回目となる国士舘大学レスリング部の合宿に参加して、万全のコンディションを作り上げる予定でいる。
 「20代最後の試合がメーンということで、これ以上ない舞台になる。気持ちと気持ちがぶつかり合う試合になるはず。勝ってメーンを締める」。世界に名だたるライト級の“王様”として最高峰の闘いを見せることを誓った五味。DREAMで盛り上がったライト級の熱を“完全無欠の火の玉ボーイ”が、さらに燃え上がらせそうだ。
 また、ライト級GP1回戦として北岡悟VSクライ・フレンチ、光岡映二VSホドリゴ・ダム、横田一則VSホーヤン・コセドナー、廣田瑞人VSライアン・シュルツも発表された。

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