search
とじる
トップ > 社会 > 参院選公示、安倍首相がツッコミ恐怖症に

参院選公示、安倍首相がツッコミ恐怖症に

 参院選はきょう12日公示され、各党候補者は倒すか倒されるかの乱打戦に突入した。その前哨戦となる日本記者クラブ主催の主要7政党党首討論会が11日、都内で開かれ、自民党総裁の安倍晋三首相は集中砲火を浴びて、半泣き、逆ギレの大醜態をさらした。どうやら“ツッコミ恐怖症”になってしまったようだ。
 東京・内幸町の同クラブで報道陣約300人を前に、安倍首相はすっかり冷静さを欠いて「ちょっと黙ってて!」「私の話を聞いて!」などと語気荒く興奮した。もはや「美しい国」もなにもあったものではない。衆人環視下での殿のご乱心劇に、永田町関係者は「安倍首相は最悪のタイミングで“ツッコミ恐怖症”に陥ってしまった」とあきれ返っている。
 この日の党首討論には、民主党・小沢一郎代表、公明党・太田昭宏代表、共産党・志位和夫委員長、社民党・福島瑞穂党首、国民新党・綿貫民輔代表、新党日本・田中康夫代表が出席。公明党を除いて“安倍首相責め”の布陣がそろった。
 安倍首相が田中氏の質問に答えているときのことだった。田中氏が「それは違う…」と突っ込もうとすると、「私はあなたが話しているときには口を出さない。私の話を聞いていてください。いいですね!」とエキサイト。持ち時間6分の半分以上を安倍首相に食われてしまった田中氏から「6分のうち4分も総理にお話しいただいた。光栄です」と嫌味でやり返され、顔をこわばらせるしかなかった。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ