HERO'Sリングにヒクソン旋風が到来だ。
この日「HERO'S 2007ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦」の対戦カードが発表され、スーパーファイトで桜庭と柴田の日本人対決が決定した。
会見には桜庭戦が決まった柴田の師匠・船木も同席した。7月のHERO'Sで大みそかに復帰することを発表した船木だが、この日は「大みそかに桜庭選手と試合したい」と復帰戦の相手に桜庭を指名。すると桜庭も「僕も船木さんと試合してみたいですね」と呼応してみせた。
師弟で桜庭に挑むことになった一方で、船木が復帰するにあたって掲げたヒクソンとのリベンジ戦も消えていない。というのも、同大会には船木を引退に追い込んだヒクソンが来場するというのだ。
谷川貞治プロデューサーによれば、当初ミノワマン(フリー)と対戦予定だったハレック・グレイシーが肩の腱断裂で負傷欠場となったため、その代役にヒクソンの一番弟子のケビン・ケーシー(米国)が参戦することになり、急きょセコンドでヒクソンが来場することになったという。
ヒクソンの来場については前田日明スーパーバイザー(SV)が「今回は彼が試合をする気があるのか確かめる」とすれば、船木も「彼と7年ぶりに会って握手して、彼のいま持っている気持ちを体で確かめたい」と口をそろえ、ヒクソンとの“交渉”にあたる考えを示した。
しかし、リングにヒクソンを引きずり出すにも一筋縄ではいかないようだ。何やらヒクソンをめぐりきな臭いウワサが飛び交っているという。前田SVが「ヒクソンは高額な金を要求しているようですが頭を冷やしてほしい」とチクリ。HERO'S関係者も「ホント2億、3億ってベラボーな額を吹っかけてくるなんてふざけてますよ」と法外なファイトマネーの請求があったことを明らかにし「でもよく話し合って、説得できることは誠意を尽くすしかありませんね」と語った。
ヒクソン来場で慌ただしくなってきたHERO'Sリング。今後の動向に注目だ。