東京・国立競技場で開催される恒例の嵐ライブ、呼称「アラフェス」が目前に迫ってきた(20日&21日)。5年連続の国立公演は今年、相葉雅紀、大野智、松本潤がプライベートで渡米して、ミュージカルやショーを学んできたその腕前が、思う存分発揮される。
嵐で“なごみ担当”といえば、相葉。クリスマス・イブ(12月24日)に産まれたという出自からして、アイドルになるべくしてなったといえる。天真爛漫で天然ボケ。家族と動物が大好きという、絵に描いたような好青年だ。
両親は、千葉県内で庶民派の中華料理店・チャイナハウス 桂花楼を経営。ここ数年はファンの聖地と化している。そこで商魂を燃やすようになった両親は、オリジナルグッズを制作するなどして、嵐に勝るとも劣らないほどの収益を上げているとか。
そんな家族と嵐はもちろん、同期の関ジャニ∞も仲がいい。歌手デビュー前から映画で共演していた関ジャニ・横山裕は、実家に泊まりにいったこともある。その際、相葉家の家族4人が車に乗って最寄駅までお出迎え。車内で、しりとりをはじめたという。
雅紀の「雅」は、優雅な心をもって人生を生きられるようにとの願いを込めて、両親がつけた。今でも、実家の寝室のクローゼットには、雅紀が産まれたときの母子手帳とヘソの緒が保管されている。
ファンのあいだではいつしか、「スーパーアイドル相葉ちゃん」と呼ばれるようになった。“スーパー”とつくあたりに、強運を見いだしているのはタッキー&翼の今井翼だ。
一緒に横浜スタジアムまで野球を観戦しにいったときのこと。その日唯一出たファールボールが、フェンスを越えて相葉に直撃。翼は「やっぱ持ってんなぁ」と痛感した。嵐はやはり持っている、のだ。