35回目となる『24時間テレビ』が、今週土曜日(25日)にスタートする。メインパーソナリティは、4年ぶり3度目となる嵐。ロケ、スポーツ、Tシャツのデザインなど、メンバー5人がそれぞれ個性を出すなか、二宮和也はドラマ『車イスで僕は空を飛ぶ』で、下半身付随の主人公を熱演する。
二宮といえば、佐々木希。昨年11月に週刊誌で、自宅で撮られたであろうと思われる2ショット写真が出回った。さすがというべくは、撮影場所があきらかに部屋であるという点だ。自他共に認める出不精である二宮が、共演経験のある女性を自室に招きいれたあたりに、交際確定を思わせた。
二宮を出不精にしている理由は、ゲーム。据置型から携帯型まで、所持しているゲーム機器は7台。仲間で酒を飲むより、ひとりでゲームをしていたいのが本音で、1日最高18時間も没頭した。「仕事がなかったら、ほんとに家から一歩も出ない」と自身の冠番組で証言するほど、ゲームが好きだ。
演技力にかんしては、ジャニーズ事務所屈指の高評価。昔から今なおの悩みである猫背も、映画『青の炎』に出演したときは蜷川幸雄監督から、「背中に哀愁がある」と褒められた。映画『硫黄島からの手紙』に出演したときは、クリント・イーストウッド監督からなにもアドバイスをされなかった。一般オーディションで合格した二宮の演技が、パーフェクトだったからだ。
そもそも、ジャニーズJr.になるまでは、アイドルにまったく興味がなかった。親族に勧められ、ジャニーズJr.のオーディションを受けたのは強制的だ。そのため、受けたという証拠を残せばいいと企み、仏壇の前でパジャマ姿、寝起きでボサボサの髪という、所持する写真のなかでいちばん不細工なものを、あえて選んだ。
そのやる気のなさが幸いにも、合格するきっかけとなったのだから、ジャニー喜多川社長の審美眼はわからない。前のめりではないその姿勢で、嵐に抜てきされた二宮。いずれは、日本を代表する映画スターになること、間違いないだろう。