次期シリーズ最終戦の武道館大会でV2戦を行う潮崎は、谷口周平と組み、杉浦&青木篤志と対戦。7日の健介オフィス熊谷大会で行われたGHCタッグ選手権でフォール負けを喫し、試合前から不穏なムードが漂っていたが、この日は磐石の試合だった。
ゴングと同時に杉浦とエルボー合戦を展開。場外に連れ出すと逆水平、エプロンサイドでは顔面にランニングニーを叩き込む非情攻撃で、先の敗戦による不安を一蹴してみせた。その後も杉浦のサッカーボールキック、ジャーマンを被弾しながらも、ラリアートで反撃し、最後は豪腕ラリアートで青木を葬った。
タイトルマッチ前の試運転で若き王者が貫禄を見せつけた。
青木篤志が、「4年ぶりの開催となるジュニアの越境タッグトーナメント大会「スーパーJカップ」(12月22〜23日、東京・後楽園ホール)への参戦を直訴した。
青木は先シリーズの「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」公式戦で新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーと時間切れ引き分け。「ライガーが言い出したんだったら、ウチなら青木篤志しかいないんじゃないかと。まだまだやりたりないところもあるんで」と完全決着を見据えていた。
A型インフルエンザにより10・31JCBホール大会を欠場していた鈴木鼓太郎が復帰した。
この日、モハメド・ヨネと組み、橋誠&伊藤旭彦と対戦。試合後は「1回しか休んでないですし、インフルエンザも治ったし、体調は万全。リッキー・マルビンがごちゃごちゃ言ってるようだけど、久々に金丸(義信)さんとやりたい」とGHCジュニア王者との対戦を熱望していた。