AKB48を愛する著名人考案のセットリストによる特別公演では、落語家・春風亭小朝による「イヴはアダムの肋骨」公演、サッカー元日本代表・岩本輝雄氏の「青春はまだ終わらない」公演、ジャーナリスト・田原総一朗氏の「ド〜なる?!ド〜する?!AKB48」公演、そしてラストとなる第4弾はニューヨークヤンキース・田中将大投手考案による「僕がここにいる理由」公演が、満を持して幕を開けた。
田中投手が、“この子達の公演が見たい!”と厳選したメンバー16名のセンターを務めるのは、次期総監督の横山由依。「田中48が始まりました。総監督というと野球のイメージがありますので何か縁があるのかなと思います。この公演で改めて劇場がすごく大切なんだということを再認識できたので、ファンの皆さんにもそう思っていただけるように、みんなで一生懸命がんばりたいと思います」と意気込みを語った。
ユニットでは、メンバー同士でも“意外”というほどの新鮮な組み合わせが。「君はペガサス」では、普段かわいらしい曲が多いイメージの加藤玲奈に対し、意外にも男装風なかっこいいダンスに“ギャップ萌え”したと高評価が。また、パフォーマンスを得意とする田野優花がダンス曲として人気の「エンドロール」をやるのが初めてということに、一同も驚いていた。そして、アルバム『ここがロドスだ、ここで跳べ!』の「友達でいられるなら」や、ノースリーブスの楽曲「青春の木洩れ陽」など、歌詞が心に染みるものが多く、ファンのみならず、メンバー自身も、普段とは違うセットリストに新たな発見や気づきのある公演となった。
公演最後には、出演メンバー全員のサインが書かれたサインボールを投げ、「ストライク!」という会場からの合唱により田中将大投手考案「僕がここにいる理由」公演初日が幕を閉じた。
■田中将大氏コメント
Q.「メンバーについて」選定で苦労した点や注目ポイントなどがあればお教え下さい。
A. この子達の公演が見たい! という思いで選びました。
Q.「セットリストについて」楽曲を選ぶにあたり意識された所、苦労した点などがあればお教え下さい。
A. 好きな曲の中から自分なりにバランスを考えて組み立ててみました。
Q.「公演名について」なぜこの名前を付けられたのかなど理由をお教え下さい。
A. みんなにとっての原点を思い出すような公演になればいいなと思いこの公演名にしました。