新党「おおさか維新の会」の結党を表明した橋下徹大阪市長は5日、自身のツイッターで「自民党柳本市長候補の柳本家は、代々70年にわたって市議会議員を務めてきた由緒ある家柄であることを自慢される。それって自慢になる?」と疑問を投げかけ、「僕の感覚だったら、既得権まみれになっていて改革なんか全くできないというマイナス評価にしかならないけど。大阪市民はどう判断するのだろうか?」と自身の考えを示した。
大阪市長選の投開票が11月22日に行われる予定となっており、柳本顕氏は自民党の擁立を受けて出馬することがすでに決定している。
この橋下市長のツイートにたむけんも自身のツイッターで「柳本さんはそれを必死になって守ってられる感が凄いのは確かだと僕は思う」と柳本氏の印象を語り、「僕達の為に市長になろうとしてくれてるのかな? と。家の為? 自分の為? さて、皆さんは大阪会議などを見てどう感じてらっしゃるのか? 市長選が楽しみ!」と反応した。
するとツイッターユーザーから、「橋下の言う事鵜呑みでツイートするバカ芸人」など批判されるだけでなく、大阪府議会議員の原田りょう氏は「全く面識もないのに印象論で批判しないで欲しい。全くそんな方じゃない」と大反論し、「そもそも代々市会議員の家柄を守るためならリスクを冒し市長選なんて出ない。ご自身の影響力を考え発言を。たむけんさん芸人さんとしては楽しく拝見させて頂いてただけに残念」とたむけんの発言に苦言を呈した。
原田氏のつぶやきを受けて、たむけんは「印象論ではないですよ」とこれまた反論。「でははっきり言います、しがらみなしで政治やってみましょうよ。誰のための政治なんですか? 本当に今の大阪の自民党は大阪の為にやってるって、既得権益のためやないって胸張って、お天道様に向かって言えますか?」と訴えかけた。