この光景は、7月22日にノルウェーの首都オスロで起きた爆弾テロ事件の直後を撮られた映像だ。撮影者は自分も避難しながらも、混乱する町の様子を映像記録に収めようとしている。Youtubeに投稿された1分にも満たない動画だが、その上空にUFOとしか思えない未確認飛行物体が浮かんでいるのが確認できるのだ。
問題の物体は動画の開始直後と、0:07に垣間見える空に映っている。前者は開始直後のビルの上空、後者は通りの奥に広がる空が映り込んだ一瞬に、少し大きい灰色で俵型の物体が確認できる。また、画面に一度物体が映り込んだ後、撮影者ないしはその傍らにいた人物が上空を指さしている様子も撮影されている。この人物は、空に浮かんだ未確認飛行物体に気づいていたのだろうか。
そののち、カメラは避難する人々と町並みを写しつつ、角を曲がって終わる。最後の数秒にも空が映っているが、こちらには物体らしき影は全く見えない。
この物体が映っている時間があまりにも短いため、この物体が飛行しているのか、それとも浮遊しているだけなのか、爆発で空中に舞い上がった建物の破片なのかなど詳細は全く不明である。しかし、未曽有の災害や大事件の際には、未確認物体が目撃されるケースが多いという。最近の事例だと、オバマ大統領就任直後の演説の際、謎の飛行物体が遠景に確認されたとケース。また7月初旬に米アリゾナ州を襲った巨大砂嵐の際にも米CNNテレビの中継映像に砂嵐を観測するかのように飛ぶ物体が目撃されている。
はたして、この飛行物体は何の目的でここに現れたのか。人類は未確認の誰かから監視されているのか? だとすれば、彼らはこの悲惨な現場をプロファイリングして、いったい何を思うのだろうか。
ノルウェーオスロで爆破テロ直後にUFO現れる Norway Oslo
http://www.youtube.com/watch?v=W0dQjTaK8ak
写真:ユーチューブから