同作は、横浜・DMMシアターの「ライブホログラフィック」という技術を使い、3Dグラフィックで映し出されたふなっしーらが舞台で動くというもの。劇中のキャラクターとして本人役で登場するふなっしーは、「(台詞量が)多かったー、トータルで8時間くらいかかったなっしー。死ぬかと思ったなっしな」とアフレコを振り返り笑いを誘った。
ヒロインキャラ・ラフランの声を担当した小島は、今回声優初挑戦とのことで「ガチガチで始まって、最初の10分撮るのに1時間半くらいかかりました。これ終わらないかと思いました」「喋ったらNG。なにしてもNGでした」と苦労を語った。他作品でアフレコ経験のあるふなっしーによると、今作は舞台劇を3Dキャラがやっているという形式になっているので台詞のタイミングを合わせるのが非常に難しいそうで「いきなり難しいとこから、こじるりさんは始まってるなっしー」とフォローしていた。
公開アフレコ中は、小島へふなっしーが、「少しナレーションみたいなっしー。もっと感情を練り上げるように声を出しなっしー」と指導する場面もあった。また、その指摘を受け、小島がさらに感情をのせた演技をすると、ふなっしーは「きれいだし、器用。テレビ界の宝だなっしなー」と太鼓判を押したのだった。(雅楽次郎)