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「東京国際アニメフェア」と「アニメコンテンツエキスポ」を徹底比較(2)

 「東京国際アニメフェア」(2013年は3月21日〜24日)と「アニメコンテンツエキスポ」(2013年は3月30日〜31日)の比較、2回目は会場内のイベントや物販などに絞って比べたい。こういったイベントでは集客力的に重要度の高いはずだ。

●コスプレ
 「東京国際アニメフェア」は今年からコスプレエリアを新設。千葉県在住のコスプレイヤーの男性は、「国際って名前についているだけありますね。日本語が通じない人にこんなに撮影してもらったのは初めてです」と今回の感想を語った。東京都在住の女性コスプレイヤーも、「続けられるなら、今後も続けて欲しい」と語っており、この試みは好評だったようだ。「アニメコンテンツエキスポ」の方も今回はコスプレエリアが拡張された。撮る人と、コスプレイヤーの数はこちらの方が多かった。現在は海外でもコスプレイベントが開催されるほど浸透しており、今後両イベントとも、さらにコスプレエリアが拡張される確率は高い。

●イベント
 声優、アニメスタッフなどを招待しての新作アニメのトークイベントは「アニメコンテンツエキスポ」の方が充実。ステージ以外でも企業ブースで開かれていたものもあった。「東京国際アニメフェア」の方はビジネスデーを除いても声優やアニメの表彰など公共性の高いものか、プリキュアショーなどの子供向けイベントが多い。今回はテレビアニメ放送開始50周年ということで、歴代のアニソン歌手が集合し、アニソンライブを行っていたが、次回はどんなイベントが行われるだろうか?

●物販
 両イベントとも。「ワンフェス」や「コミックマーケット」などのように、物販に重点が置かれているイベントよりは混まないが、それでも人気グッズには列ができる。目当てのグッズを手に入れたければ早く行く方がやはり良い。午後には目玉の限定グッズの完売が目立ったが、両方に出展した企業の状況を見ると、「東京国際アニメフェア」の方が時間が遅くても手に入りやすかっただろう。 

●フードコート
 どちらも会場限定のフードが販売されていたが、「アニメコンテンツエキスポ」の方が軽食系から主食になりそうなものまでラインナップは多い。しかし、パッケージなどにアニメのキャラクターがあしらわれていることから、容器目当ての大量購入で完売になるものが多く、早めに食べないと何もなくなってしまうところが難点か。混雑状況はどこのイベントのフードコートでも混むのが普通なのでそこは我慢するしかないだろう。(斎藤雅道)

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