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相変わらず悠々自適な若大将・加山雄三

 歌手の加山雄三が25日、都内で、12年から出演しているテレビ朝日系「若大将のゆうゆう散歩」を今年9月いっぱいで卒業することを発表し各メディアが大々的に報じた。

 記事をまとめると、加山は東京・渋谷のNHKホールで行われた「ファイナルホールコンサートツアー」の最終公演前の取材で発表。現在、自然エネルギーを利用して航行する災害救助船を設計中で、番組卒業の理由を「80(歳)になるまでに、船を完成させたい」と話したという。

 「ゆうゆう散歩」は、06年にスタートした故地井武男さんの「ちい散歩」が地井さんの病気療養のため12年5月に終了し、その後継番組として12年5月にスタート。加山は「地井(武男)くんが頑張ってきて、僕も3年ちょっとやりました。船に役立つ出会いも6カ所くらいありました。出会いってそういうもの。感謝の気持ちでいっぱい」と振り返ったというのだが…。

 「番組が終了することは、局内ではほとんど知られていなかった。にもかかわらず、加山がその場のノリでポロっとしゃべってしまった。さらには、BS朝日で新番組がスタートすることも明かしたが、そちらもまだ決まってない。相変わらず、加山は悠々自適で周囲は振り回されっぱなし」(テレ朝関係者)

 地井さんは訪れる先々で地域の人たちと温かい交流をしていたため、それが番組の人気につながったが、加山に地井さんと同じことはできなかったようだ。

 「加山の収録はまるで大名行列。スタッフが撮影ポイントを決めて、ゾロゾロロケ隊が移動。加山は常に“上から目線”であまりいい印象はなかった。本人は早く辞めたかったのでは」(収録を目撃したことがあるテレビ関係者)

 コンサートツアーと番組を卒業して趣味に打ち込み、どんな船が完成するかが注目される。

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