4歳を迎えた今年は休養明けを3連勝中と、その勢いはとどまるところを知りません。とくに前走のオクトーバーSは条件戦だったとはいえ、圧巻の内容。4角では馬込みの中の12番手。いくら直線の長い東京コースでも、ある程度のポジションにいないと差し切るのは難しいとされる馬場状態。さすがに無理かも…と思った矢先、外へ出してからはものすごい瞬発力を発揮。最内で粘る2着馬を最後にハナ差捕らえました。
ありえない位置からの差し切り、それもトップハンデ58キロを背負ってのものですから、ちょっとこのクラスでは次元が違ったようです。
相手は強化しますが、素質の見劣りはありません。ハンデも56キロなら前走以上に切れ味を発揮してくれそうですし、東京は3戦3勝と得意。全体的にまだ弱い部分はありますが、成長しているのは確かですし、中間の動きの良さからデキも文句なし。馬が目覚め始めたこの勢いに賭けてみたいですね。