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クリスマスの高級ディナーで最悪の会話…他人を落ち込ませる最凶“根暗”女

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画像はイメージです

 年末年始になると、サラリーマンのIさんは、過去に付き合った“根暗”女性のことを思い出すという。

 「根暗といっても、いわゆるメンヘラとはまた違うんです。精神疾患があるわけでもなく、かまってちゃんというわけでもない。むしろ、普段は明るくて接していて楽しい女性だからこそ、付き合ったんです」

 そんな元カノと初めて迎えたクリスマスシーズン。彼氏のIさんとしては、元カノと楽しくすごすつもりだった。が、しかし。

 「『私の場合は、クリスマスじゃなくて、苦しみますだよね! サンタさんも来てくれたことないしね!』と、明るい口調ではありますが、全く笑えないことばかり元カノは言ってきたんです。定番の自虐ネタみたいな言葉だと思うのですが、せっかく自分という恋人がいるのに、なんでそういうことばかり言うのかなと、こっちまで気が滅入ってきました」

 元カノの根暗っぷりの発揮は、これだけでは終わらなかった。

 「年末に起きた未解決の一家殺人事件があるじゃないですか。クリスマスに会ったときに、元カノがその話を延々と語ってきたんですよ。『犯人の異常性が実に興味深いっていうか…今、犯人がどうしているのか、動機とか、一緒に考察しない?』って真剣な顔で言われて、どうすればいいのかわかりませんでした。それも、自分が予約した高級レストランで出された話題です。『クリスマスだし、こういう場所に来てるんだから、違う話をしようよ』と言ったら、元カノは『じゃあ違う殺人事件の話をするね!』と、本当に違う殺人事件の話をしだしました…」

 これ以上にきつかったのは、元カノからの年始のあいさつメールだったという。

 「当時はやっていた、蓮コラ(ブツブツ系のコラージュ画像)と一緒に、『明けましておめでとう!今年もいい一年にしようね♡』と送られてきて。文章はまともなのに、なぜその画像なんだろう?という、ちぐはぐさが不気味でした。根っから暗い人って、実は一見明るいのかなって、元カノと付き合って思い知らされましたね。今は、おとなしいタイプですが、一緒にいて気持ちが明るくなる女性と付き合っています」

 年末年始は、明るい気持ちですごしたいもの。そんなときに、パートナーの気持ちを暗くさせる彼女は、確かに最凶の“根暗”女なのかもしれない。

文/浅利 水奈

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