地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」が伝える内容によると、エンゼルスの本拠地“エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム”の中にあるグッズ売り場には、現在大谷のグッズが数多く店頭に並べられているという。
その種類はユニフォームに限らず、ジャージ・ペナント・記念コイン・帽子・ステッカーなど、よりどりみどり。また、中でもジャージは出入り口の正面中央に吊り下げられるほどの主力商品になっているとも。
チームの商品ディレクターによると、これらに代表される大谷のグッズは「現在店頭で最も人気の商品の1つ」であり、その勢いはチーム随一の人気選手であるマイク・トラウトのグッズを凌ぐほどであるという。
加えて、この4月にはトンカツ・寿司・照り焼きチキンといった料理が本拠地の飲食メニューに名を連ねるということも合わせて報じられている。昨年12月のエンゼルス入団以降現地で続く“大谷フィーバー”は、ますます盛り上がりを見せているようだ。
先月29日(日本時間30日)にアウェーで行われたオークランド・アスレチックスとの開幕戦に「8番・指名打者(DH)」で先発出場した大谷は、第1打席初球でいきなりメジャー初ヒットを記録(5打数1安打)、その3日後の4月1日(日本時間2日)にはメジャー初登板初勝利(6回3失点)を飾った。そして、今月3日(日本時間4日)、本拠地で行われたクリーブランド・インディアンス戦では8番DHとして登場し、初回いきなりメジャー初本塁打となる3ランをぶち込んだ。のっけから投打で結果を残し、こうした活躍に対する現地の期待感が、グッズの売れ行きという形で表れているのかもしれない。
今後に大きな期待を抱かせる大谷だが、気になる次回の出場予定は8日(日本時間9日)にホームで行われるアスレチックスとの一戦。予定通りに“本拠地初登板”を迎えることになれば、大谷グッズの売り上げも一段と増えることだろう。