成長力の大きい明け4歳馬の、コスタパルメーラに期待。
昇級戦のフェアウェルSはグランドシチーの前に8着と後塵を拝しているが、0秒4差なら決して悲観することはない。まして、直線で前が詰まり脚を余しているのだ。
1着〜10着が0秒6差内にひしめく、大接戦だっただけにチョッとした不利が勝敗を左右してしまう。しかし、実力を示したことは間違いないし、完全にメドは立ったと断言できる。
すでに完成の域に達している馬が多い中で、コスタパルメーラはこれからまだまだ強くなる無限の可能性を秘めている。レースに幅が出て、自在に立ちまわれるようになったのは成長の証しでもある。
僅か1キロとはいえ、ハンデ(55キロ)が軽くなったことも強調材料。先行抜け出しが決まる。
相手は、トップハンデ(58キロ)の実力に敬意を表して、ゴールデンチケットだが、好走条件の整ったマイネルオベリスクも要注意。
◎11コスタパルメーラ
○8ゴールデンチケット
▲5マイネルオベリスク
△2グリッターウイング、3スーブルソー
☆中山10R「東雲賞」(芝2000メートル)
着実に地力強化の跡を示す、コスモバタフライにチャンス到来。
前走の千葉テレビ杯(0秒1差2着)で人気のイチブンに先着を果たしたのが、何よりの証明だ。来週から鬼門の東京開催に替わるため、全力で勝ちに来た厩舎事情も買い材料の一つだ。
◎7コスモバタフライ
○10サトノシュレン
▲5イチブン
△3マツリダガッツ、4メジロミドウ
☆中山9R「菜の花賞」(芝1600メートル)
素質馬のパララサルーが、フェアリーS除外のうっ憤をここで晴らす。
ポテンシャルは重賞級と言っても過言ではないし、牝馬限定ならまず余程のことがない限り勝てると確信する。
◎6パララサルー
○7コリーヌ
▲2サンキューアスク
△4ハッピーシャワー、5トランドネージュ
☆小倉11R「大宰府特別」(芝1800メートル)
休み明け2戦目でベストパフォーマンスを披露した、ミヤコトップガンでもう一丁。
前走の勝ちタイムは、同じ日の千万特別より1秒6も速い。直線大外から豪快に差し切った内容は圧巻だったが、自分の庭同然の小倉コースだから出来た芸当ともいえる。
調子はもとより、距離、コース、ハンデなど好材料が目白押しでチャンスは十分だ。
上がり馬のエクセリオンが相手だが、韋駄天メイショウナルトも侮れない。
◎11ミヤコトップガン
○9エクセリオン
▲6メイショウナルト
△2ザバトルユージロー、8マイネルプリマス
☆京都11R「羅生門ステークス」(ダ1400メートル)
前走が好内容(0秒2差3着)だった、セイカプリコーンをイチ押し。
地力強化の跡は一目瞭然だし、ここまで2勝を挙げる京都ダ千四と適鞍を得て、チャンスは大きく広がった。
相手は、もう一頭の明け4歳馬メイショウマシュウと、好調ぶりが目立つトシギャングスター。
◎11セイカプリコーン
○1メイショウマシュウ
▲13トシギャングスター
△5ハイローラー、10ヒシコモンズ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。