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診療報酬詐欺 巨乳タレント女医・脇坂英理子の男とカネ(2)

 その一方では『あざといGirl〜教えてRicoにゃん先生!ラブマナー73』(ワニブックス)を出版し“恋愛マスター”として同性からも支持されていたのだが、本業の方は目も当てられない状況に陥っていた。
 「'13年に東京都目黒区にクリニックを移転し、当初はテレビに露出したことが宣伝になり女性患者が増えたようですが、それでも内情は火の車だった。'14年からは家賃と管理費を滞納し民事訴訟で敗訴。同年末に夜逃げ同然で突然休業し、患者への返金トラブルを抱えたまま'15年5月末に閉院したのです」(関係者)

 事情を知る医療ジャーナリストは言う。
 「いくら美容整形が儲かるからと言って、一晩にホストクラブで900万円を使えるほど利益は上がらない。実は、夜逃げする頃にはすでに診療報酬の不正受給が囁かれ始め、ちょうど閉院直後の時期にクリニックに家宅捜索が入ったわけです」

 逮捕後、脇坂容疑者の深刻な金欠ぶりも判明している。船橋で開業した'12年6月から'13年6月に目黒区に移転するまでの1年間で、月額40万円の賃料を1、2カ月分しか払っておらず、金融機関にも数千万円の借金があったという。その原因が本人も豪語していた浪費癖となれば自業自得だが、そこに漬け込んでいたのが早川容疑者だった。
 「早川は詐欺の舞台の一つとなった新橋の接骨院を銀座のクラブママに売りつけていたのですが、早川にママを紹介したのが新宿の元有名ホストだった。早川はホストクラブに太いパイプを持っていましたからね。その関係からホストにハマった脇坂は借金まみれに陥り、揚げ句に早川から多額な金を借りた。そこへ、すでに別の診療報酬詐欺で逮捕・起訴されている住吉会系暴力団組長の三戸慶太郎被告を紹介され、詐欺に加担するようになったのです。ホストにハマり転落していく典型的な女のパターンです」(捜査関係者)

 昨年11月、三戸被告ら16人が逮捕された際には、自治体から診療報酬を受け取るための“ニセ患者”の存在も明らかになった。その中には、ものまね芸人・しあつ野郎や、銀座のホステスたちの関与も浮かび上がったが、脇坂容疑者はいわばその“受け皿役”だったわけだ。
 「脇坂容疑者は以前、父方の先祖が豊臣秀吉に仕えた戦国武将・脇坂安治で、明治から華族の“脇坂家”を自称していた。ところが今回の逮捕を受け問い合わせが殺到したらしく、龍野藩脇坂家16代当主の脇坂安知氏が、経営する会社のHPで『脇坂英理子容疑者と、弊社社長・脇坂とは一切関係ございません』と声明を発表。これで“家系”詐称の疑いまで濃くなったんです」(芸能ライター)

 見栄と虚栄心に負けて医者の倫理を踏み外した脇坂容疑者。今回ばかりは恥ずかし過ぎるスッピン同様、どこまでさらけ出せるか。

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