事の発端は、14日放送の「ジョブチューン」(TBS系)で、ミラクルが真麻とのエピソードを披露したことだ。ミラクルはものまねの際、セロハンテープで鼻をつり上げて真麻を表現していた。すると、当時フジテレビに勤務していた真麻本人から「私みたいな会社員のモノマネして頂いてありがとうございます。」とお礼を言われたという。
ミラクルはその真麻の様子を、「絶対怒っている。言葉が丁寧なのが余計怖い。」と分析。番組では真麻がVTR出演し、ミラクルへの言葉を「本心です。私のモノマネをするなら(セロハンテープを)するだろうし、こうやって見えてるんだと。」とコメントした。そして、「どんどんまねしてほしい」と明るく呼びかけたが、ミラクルは「まだ根に持ってらっしゃいますね」と返していた。
真麻はブログで、ミラクルへの言葉に、「そこに嫌な感情なんて1ミリもなかったのに、そう捉えられていた事に驚きました」と綴った。そして「『言葉』はとても難しいものだと再認識」と、感謝を伝えることの難しさも記している。
また、16日には、真麻の父で俳優の高橋英樹も、「ミラクルさんへ」というタイトルでブログを更新。ミラクルのモノマネを見て、家族全員で喜んでいたことを明かした。
そして、「真麻の有り難うの気持ちが伝わらないのは大変残念です。」と思いを綴り、「これからもどんどん真麻の物真似をしてください」と呼びかけた。
ネット上では高橋親子に対し、「言葉は難しい」「親子でいい人だな」というコメントがあがった。同時にミラクルに対して、「めんどくせ〜な」「芸人として残酷すぎる」と批判的な声も寄せられることとなった。
誤解も解け、本人と大御所俳優の父からも、公認を受けたものまね。しかし、感謝の言葉も嫌みに捉えてしまうミラクルにとっては、逆にプレッシャーとして聞こえているのかもしれない。