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GIフェブラリーS追い切り速報 サンライズバッカス 圧巻

 今週のメーンは07年のGI第1弾「第24回フェブラリーS」(東京ダ1600m 18日)。14日朝は栗東、美浦の両トレセンで一斉に最終追い切りが行われたが、特に目を引いたのはサンライズバッカス。あのカネヒキリに土をつけた逸材が、5歳を迎えて完全に素質開花の時を迎えた。同じく音無厩舎に所属するオレハマッテルゼの追い切り情報とともに、今朝の表情を詳報する。
 悲願のGI制覇へ態勢は万全。TR仕様だった平安S(2着)を叩かれ、サンライズバッカスがいよいよ真の姿へと変ぼうを遂げた。
 あのカネヒキリを破った東京ダ1600m。舞台が舞台だけに、陣営の意気込みも違う。今朝は坂路で800m51秒6→38秒0→12秒8。そこには平安S時の重々しさはまったくなく、終始、軽快なフットワークで登坂。
 ゴール前では安藤勝騎手のゴーサインに応え、実に小気味良いステップを披露した。音無師はこの動きを入念にチェックすると、「最近はもうひとつ時計が出ていないが、今日にしても雨の影響があったからね。動き自体は悪くないし、時計は気にせんでええでしょう」とまずは納得の表情。自分の思い描く通りの調整に、思わず笑みまでこぼした。そして報道陣の質問が馬体重に移ると「今のところはそんなに変わっていないけど、このひと追いと輸送でだいぶ絞れるからね。大きく減って、たとえばマイナス14kgでも驚かなくていい。前々走の時くらいでええ。とにかく、レースにはちょうどいい感じで臨めるはずだよ」と、こちらも”予定通り”を強調した。 むろん、前走・平安Sに関しては「重めが影響したことは間違いない」(同師)が、それで上がり3F35秒6の豪脚を発揮。メイショウトウコンの強襲にもアタマ差まで踏ん張ったのは、実力以外の何ものでもない。指揮官も「勝ちパターンやったんやけどねぇ」といったんは悔しい表情を見せたものの、「ま、前哨戦としてはね」とTR仕様での好走に満足げだ。
 一昨年の武蔵野Sではカネヒキリを下し、昨年の武蔵野Sでは長休明けをものともせずにシーキングザベストの0秒1差2着。昨年のこのレースこそ12着に大敗したが、それは「体調がもうひとつだった」ときのものだ。舞台はまさしく「ベストでしょう」(同師)。
 一昨年、昨年の最優秀ダートホースがそろって顔を見せていない今年のフェブラリーS。バッカスが最高のパフォーマンスを繰り広げられるとすれば、それは即、勝ちにつながってくるはずだ。

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