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日本ダービー(JpnI 東京芝2400m 27日)本紙・橋本記者サンツェッペリン陣営を直撃

 −−皐月賞はハナ差(2着)で長蛇を逸したが、追加登録料200万円を払っても余りある好走だった。
 斉藤誠師「よく頑張ったと思う半面、ビデオを見返して悔しさがこみ上げてきました(笑)」

 −−ダービーも追加登録料200万円を払っての出走ですね。最終追い切りを終えて仕上がり状態は。
 斎藤誠師「ここまでの調整過程は思い描いた通りに運べた。怖いぐらいデキが良い」
 松岡騎手「ケイコ駆けしなかった馬が1週前追い切りで好タイム(5F61秒7)をマークしたように、皐月賞から一段とパワーアップしている」

 −−距離とコースについては。
 斉藤誠師「手前の関係で左回りの方が断然良い。右回りは内にササるため、乗り難しい。距離も心配ない。百日草特別(2着)の時点で、皐月賞よりダービー向きの馬と思っていた」
 松岡騎手「皐月賞はテンに押して行ってリズムに乗り遅れたが、持久力は抜群。距離的にはむしろ3000mの菊花賞がベストだと思っている」

 −−課題はありますか。
 斉藤誠師「特にない。不安より期待と楽しみの方が大きい」

 −−枠順の希望は。
 斉藤誠師「内枠だったら包まれないように前に行けばいいし、外枠だったら内の馬を見ながらレースを運べる。枠順に関係なく、どんな競馬でもできる」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 斉藤誠師「相手うんぬんではなく、自分の競馬に徹するだけ。そうすれば自ずと結果はついてくると信じています」
 松岡騎手「強い馬は後ろにいるので、いかに平常心で自分の競馬ができるか。馬は強くなっているし、勝てるように頑張ります」

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