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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(8/1) 汚名返上サンライズベガ

◆NST賞(新潟11R)

◎アウトクラトール
○アイルラヴァゲイン
▲ケイアイエーデル
△ダイワエンパイア
△カルナバリート

 ダート短距離路線のオープン特別の常連が顔を揃え、4月に中山で行われた京葉Sの再戦ムード。平坦の新潟コースに替わる点がひとつのポイントになりそうだ。本命は京葉Sで11着に敗れてはいるものの、新潟ダ1200で3戦2勝。力量的には十分足りるし夏場も合う。巻き返して何ら不思議ない。相手には実績から休み明けのアイルを選んだが、元々夏場はあまり良くないタイプであり割り引きが必要。穴は格上挑戦のケイアイ。50キロが魅力だし、マイルからの距離短縮は好材料。長期休養明けを2度叩いたダイワも新潟コースは走るし、今回あたりは面白い。カルナバリートとともに押えに。
【馬連】流し (6)軸 (2)(7)(8)(9)
【3連単】フォーメーション (6)→(2)(7)→(2)(7)(8)(9)

◆小倉記念 G3(小倉R)

◎サンライズベガ
○アドマイヤオーラ
▲オースミスパーク
△スマートギア
△ナリタクリスタル

 オースミかメイショウのどちらかがハナにいくのだろうが、過去20年で逃げ切り勝ちしたのは99年のアンブラスモアだけ。馬券圏内も数頭しかおらず逃げ馬は苦戦しているので、中団から差してくるようなタイプを狙いたい。サンライズベガの前走・七夕賞は、トモを滑らせて出遅れ。スタートの失敗に泡食ったわけではあるまいが、外を回りながら一気に好位まで押し上げ、その後も早め早めの仕掛け。結局、ゴール前の伸びを欠いて0秒1差の3着…松岡騎手には珍しくかなり下手に乗った(笑)。今回は汚名返上。巻き返す力は十分にあり、55キロならチャンスだ。相手候補は、闘ってきた相手が一枚違うアドマイヤオーラ。叩き3戦目、58キロでも今回は怖い。穴には、現在の高速馬場が向きそうなオースミスパーク。3連勝でG3勝ちした力量は侮れない。怪我から復帰の武豊騎手への乗り替わりがプラスかどうかは別にしても、末脚の生きる流れになればスマートギアの突っ込みも警戒が必要だろう。あとは、昇級戦となるが現地滞在で雰囲気の良いナリタクリスタルを少し抑えたい。もっと流したい気もするが、キリがないのでこのあたりまででとどめたい。

【馬連】流し (16)軸 (1)(3)(4)(9)
【3連単】フォーメーション (16)→(1)(9)→(1)(3)(4)(9)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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