AKB48のメンバーでありながら、17歳から演歌歌手としても活動してきた岩佐。この日はイベントに集まった約1,000名のファンからの「バースデーソング」と誕生ケーキで祝福され、「嬉しいです! 幸せすぎます!」とご機嫌。20歳になった実感はまだないといい、「自分が想像していた20歳はもうちょっと大人のイメージ。全然変わってない自分に大丈夫かなって」とにっこり。
20歳の決意については「体調管理」と答え、「今年に入ってさっそく体調を崩して声が出なくなってしまって」と、年始に喉の調子を崩していたことを告白。昨年11月3日にも喉の調子を崩し、千葉・幕張メッセでの握手会を欠席した岩佐だが、今年に入ってからも1月12日に自身のツイッターにて「喉がマックス痛い」と告白するなど、喉に不安を抱える。「その反省もあって、改めて体調管理をしっかりしたいと思いました」と岩佐。「体調管理」に加え、好きだという「料理」にも力を入れていきたいようすで、漢字一文字で「飯」と色紙にしたためると、「料理ができるようになりたい」とコメント。得意な料理は「オムライス」と明かした。
ライブではデビュー曲「無人駅」や松田聖子のカバー曲「赤いスイートピー」、「恋するフォーチュンクッキー〈演歌バージョン〉」「鞆の浦慕情」の4曲を元気いっぱいに披露。喉の不調があったことをまったく感じさせないパフォーマンスで客席をわかせ、「お客さんに満足していただけるような歌手になりたい」と改めて歌手活動に意欲。
イベントには「鞆の浦慕情」の歌の舞台にもなった広島県福山市の観光キャラクター「ローラ」も駆けつけ岩佐の誕生日を祝福。4月29日にはソロとして4枚目のシングルが発売されることもサプライズで発表され、岩佐は「知らなかった。待ちに待った新曲。どんな曲ですかね〜」と感激の表情を浮かべていた。
(取材・文:名鹿祥史)