リンジーは嫌疑のかかっている重窃盗罪容疑に対し、司法取引を受け入れることになれば、刑務所行きは避けられないようだ。現地時間の2月23日水曜日、リンジーはヴェニスのアボット・キニー通りにあるジュエリーストア『Kamofie&Co.』から、2500ドル相当のネックレスを盗難したという告発の公聴会のために、ロスアンゼルス上級裁判所に出頭した。
現在、無罪を主張しているリンジーに対し、キース・シュワルツ判事は、リンジーが地方検事から提示される取引を受け入れるならば、禁固刑も避けられないと示唆しながらも、詳細の言及は避けた。
「ミス・ローハン、この事件を対処するにあたり、何の意見の相違が無いことで、あなたに理解していただきたい事が2、3あります」「私は、あなたの前回出廷以前には、あなたに会ったことなどありません。また、あなたも私に会ったことなどありません。ということで、私は万人を同じように取り扱うということです。あなたが身元不明の男性、または女性、それとも『リンジー・ローハン』であろうが、私には関係ありません」「この訴訟には、当然刑期が伴います。もし、この事件が私の目の前で解決されるということは、あなたは刑務所に行くということです」「もし、ここで事件が解決するならば、私はあなたに対していかなる憂慮も与えません。あなたは刑務所に行くのです」
ただし、本日の公聴会の前に判事は、リンジーの弁護士ショーン・チャップマン・ホリーと検察官ダネット・メイヤーズに司法取引を協議するために非公開で会い、リンジーが意図的に盗んだのではないという印象を持ったと認めた。
シュワルツ判事は、新たに次回を3月10日に設定した。またその時にリンジーは、司法取引を受け入れるか、または重窃盗罪に関して無罪を主張するか、有罪と認めるかのいずれかを受け入れなければならない。
もしリンジーが無罪を主張するならば、予備審問のために別の判事に会うことになる。それから、ネックレス盗難に関しての裁判に直面することになる。
40000ドルで保釈されたリンジーだが、彼女が有罪と認めたり、仮にこの件が無効になったりした場合でも、シュワルツ判事から以前に有罪になっていたDUI(アルコールやドラッグ影響下での違法運転)違反への裁定の可能性を警告されていた。
リンジーはネックレスの盗難について、盗んだのではなく、ジュエリーストアのオーナーからタダで宣伝する替わりに借りただけだと主張し続けている。