前作は2013年7月期に放送。最終回の平均視聴率は42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と平成の民放連ドラ1位を記録。決めゼリフの「倍返し」が流行語になるなど、社会現象を巻き起こした。
前作で主人公の銀行マン・半沢直樹(堺)は、銀行内で起こった数々の不正を暴くことに成功したものの、最終回でまさかの出向を命じられるという衝撃の幕切れとなっていた。
前作は、作家・池井戸潤氏が手掛けた“半沢シリーズ”の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作だったが、今回はその続編「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」を映像化するという。
「平成のドラマ史に“金字塔”を打ち立てた『半沢直樹』ですが、制作サイドは早くも令和の連ドラ史上最高の視聴率を狙っているようです。そのためには、前作でおなじみのキャラに加え、視聴者を取り込めるような強烈なゲストキャラの投入も画策しているようです」(TBS関係者)
前作では、堺演じる半沢のほか、原作にはいないキャラも。半沢を叱咤激励する妻を演じた上戸彩、ともに半沢の同期を演じた及川光博と滝藤賢一、オネエ言葉の金融庁検査局主任検査官・黒崎役の片岡愛之助ら。キャストは非常に豪華だったのだが…。
「今のところ名前が挙がっているのは、2021年の大河ドラマの主演を務める吉沢亮、そして、吉沢の事務所の先輩の福山雅治らで、原作にはない半沢の強力な味方役としてピックアップしているようです。2人とも多忙なので、早々にスケジュールを押さえようとしているのだとか。出どころとしては、最終回に向けて盛り上がる終盤になると思われます」(同)
TBSの総力を結集したドラマになりそう。他局はどうあがいても太刀打ちするのは難しそうだ。