また、今年は私自身が丑年生まれの年男。運試しとばかり、東西の金杯を予想し、馬券を買ったら東西とも◎が1着。○が2着で、☆が3着だった京都金杯は、最高のお年玉プレゼントになりました。
残念ながら内外タイムスが休刊日と重なり、皆さんのお手元に予想をお届けすることはできませんでしたが、私の番組TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」を聴いていただいた方は、ラッキーでした。いずれにしても、今年はスタートから気分は上々。この勢いで飛ばしたいと思います。
さて、中山のメーンは恒例の「ニューイヤーS」。昨年は長期休養明けのマルカシェンクが、直線猛追したマヤノライジンを振り切り見事な逃げ切り勝ち。一昨年がダンスインザモアとメテオバーストが鋭く追い込んで1、2着。今年はどうやら一昨年のケースに近いレースになると見ました。
というのも、マヤノツルギにショウワモダン、カレイジャスミンにサンツェッペリン。これだけ速い馬が顔をそろえると、まず展開は息も入らないような形になる恐れがあります。中山マイルの外回り。ゴール前でどんでん返しの予感です。
マイネルハーティーに期待。典型的な追い込み一気型。それゆえ、レース内容は、先行馬が崩れたときに大きく台頭してくるタイプ。いい例が2走前の東京のマイル戦。前半の半マイルが45秒6というハイペースで最後方に位置し、直線内を突いて鋭く伸びてきました。ラスト3Fが34秒2。このとき優勝したのがタマモサポート。先週の京都金杯を圧勝した馬です。であるならば、そのタマモサポートを物差しに考えると、十分勝負になります。
中山内回りの前残りの流れで、ほとんどレースにならなかった前走は度外視。全3勝中2勝を稼ぎ出している中2週の臨戦過程。直線一気に伸びてくるシーンを、頭に描いているところです。