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【週刊テレビ時評】向井理主演「S-最後の警官-」は好発進! 大河「軍師官兵衛」第2話は「平清盛」を下回る

 先週は多くの冬ドラマがスタートしたが、なかでも、いちばん好発進したのが、放送を前に早くも映画化が決定した向井理主演「S-最後の警官-」(TBS系/日曜日午後9時〜)で、初回(1月12日=初回のみ午後8時54分〜午後10時13分)は18.9%(数字は以下、すべて関東地区)だった。

 同ドラマは、同名の漫画(原作・小森陽一/作画・藤堂裕)を原作とし、架空の警察庁特殊急襲捜査班(NPS)の隊員・神御蔵一號(向井)と、警視庁の特殊部隊・SATの凄腕狙撃手・蘇我伊織(綾野剛)とのライバル関係を描いたもの。

 同枠の前作は木村拓哉主演「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」で、初回は19.2%と好スタートを切ったものの、第2話以降急落し、最終的に平均視聴率12.8%と伸び悩んだだけに、ここから先が本当の勝負となりそうだ。

 新米刑事役で武井咲が主演する「戦力外捜査官」(日本テレビ系/土曜日午後9時〜)初回(11日=15分拡大)は、13.3%とまずまずだった。

 武井はこれまで、「Wの悲劇」(テレビ朝日系)、「息もできない夏」(フジテレビ系)、「東京全力少女」(日本テレビ系)と、ゴールデン帯(午後7時〜10時)、プライム帯(午後7時〜11時)で3作の連ドラで主役を務めてきたが、いずれも、平均視聴率は1ケタ台で、“視聴率を獲れない女優”とのありがたくないレッテルを張られている。

 実は13.3%は、過去に武井が主演した連ドラの最高視聴率。共演のEXILEのボーカル・TAKAHIROがドラマ初出演とあって、これが功を奏したか…。

 フジテレビ系の人気シリーズ「医龍4〜Team Medical Dragon」(坂口憲二主演/木曜日午後10時〜)の初回(9日)は、午後9時からの2時間スペシャルで放送されたが、視聴率は11.6%と厳しいスタートとなった。

 第3シリーズ(10年10月期)から、3年余ものブランクが響いたのか…。第2話からは本来の午後10時からのオンエアに戻り、巻き返しを図りたいところ。

 その他、伊藤淳史主演「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」(フジテレビ系/火曜日午後10時〜)初回(7日=15分拡大)=12.9%、天海祐希主演「緊急取調室」(テレビ朝日系/木曜日午後9時〜)初回(9日=15分拡大)=12.5%、三浦春馬主演「僕のいた時間」(フジテレビ系/水曜日午後10時〜)初回(10日=15分拡大)=11.2%、大倉忠義(関ジャニ∞)主演「Dr.DMAT」(TBS系/木曜日午後9時〜)初回(9日=初回のみ午後8時54分〜10時3分)=7.9%だった。

 また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第2話(12日)は16.9%で、初回より2ポイントのダウン。

 初回視聴率は今世紀の大河ドラマでは、「平清盛」(12年/松山ケンイチ主演)の17.2%に次ぐワースト2位だったが、第2話の視聴率に限ると、「平清盛」の17.8%を下回ってしまい、早くも暗雲が漂ってきた。
(坂本太郎) 

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