クビになったフェイスブック共同創設者エドゥアルド・サベリンを演じるアンドリューは、そのテーマに当初疑問すら感じていたが、すぐにストーリーに夢中になっていったと語った。
「最初にその話をもらった時は、他の人たち同様、僕も困惑していたよ」「ただ『フェイスブックの話だ』って聞いただけなら、ワクワクするような話になるイメージなんて湧かないじゃない?」「でも脚本を手がけた人物が誰かってことが分かってからすぐに、『何かがあるに違いない』って思ったさ。そしてもちろん、脚本を読んでいる時から僕は間違っていなかったと確信したよ」
アンドリューは、本作のメインテーマが、フェイスブックの創設者達の権力争いを描くだけでなく、善悪をハッキリした線引きしないところだと考えている。
「この作品の素晴らしいところは、全員が善人だと感じるところさ。彼らを悪人と捉える人はいないんじゃないの」「悪役もいなければ、ヒーローもいない。ある状況のもとで異なる意見を持った人々を描いているだけだよ」