「槇原ら2000年ごろまでに逮捕された芸能人は、そこまで時間がかからずに復帰できた。しかし、徐々に薬物事件に対する世間の目が厳しくなり、執行猶予期間が終わっても、以前のような大きな仕事は舞い込まなくなってしまった」(テレビ局関係者)
今年3月にコカインで逮捕され、同4月に起訴された瀧被告は、テクノバンド・電気グルーヴのメンバーとして活躍しながら、俳優としては名脇役で数多くの作品に出演。そのため、これまでの芸能界史上で最高額の賠償金が生じる可能性が高いことが報じられている。
「そんな報道を目の当たりにすれば、ある程度売れている人ならば、『さすがにやめなければ』と改心するはず。しかし、それでやめられないのが薬物の魔力のようです」(全国紙社会部記者)
実際、現状でも大捕物を狙ってマークされている芸能人は複数いるようだ。
「大河ドラマにも出演経験がある俳優のXと、数多くのヒット曲を持つ歌手のYは徹底マークされていると聞いています。Xは瀧被告同様に出演作が多く、YはCDの回収や決定しているライブの中止などで、いずれも、逮捕された場合、瀧被告に並ぶぐらいの賠償金が発生してしまうのでは。ほかにも何人かマークされている芸能人はいるようですが、薬物で逮捕歴のある芸能人の名前も上がっていますから驚きです」(同)
ほぼ毎年のように薬物での芸能人逮捕があるだけに、令和元年に驚くべき大物の逮捕もありそうだ。