フィフスは7月12日に函館(芝1200m)でデビューし、2番手追走から手応え十分に抜け出しました。抜群のセンスとスピードで2着馬につけた差は2馬身半。華麗な圧勝劇で周囲の目をクギ付けにしました。1分11秒8の走破時計は一見、平凡に感じますが、逃げた馬が道中でかなりスローに落としましたからね。むしろ、その直後でキッチリと折り合いをつけて運べたことに価値があります。追い切りでは馬の後ろで我慢をする走りを教えられていましたが、実戦にいってその通りの走りを実現できてしまうのだから、学習能力の高さは相当なものです。鞍上の三浦騎手も「速い流れの方がフィフスの良さをもっと生かす走りができる」とコメントしています。それなら絶対にここはチャ〜ンス☆
やはり、重賞ですから初戦よりハイペースになるのは必至だし、今年はテンに速い馬がそろっているから晴れ予報の当日は、ほぼ1分10秒台の決着じゃないかな。え?1秒以上も時計が縮まるのかって?フフフ…。キーワードはスピード&パワー。それが狙いなんです。
あれから中3週。中間も順調すぎるほどで、目下絶好調。叩いた上積みは想像以上で、落ち着きも出てきているんですよ〜。馬体がしっかりしてきたのはもちろんのこと、精神面でもかなり成長してます。皆さん、見ていて下さい!必ずや大興奮の走りをお見せすることができますから!!
さてさて、今週のキャロットクラブ注目馬はもちろん愛馬フィフスペトルといきたいところですけど、同じレースに出走するバイラオーラもなかなかの素質の持ち主。抜群の切れ味が身上で、その瞬発力には目を見張ります。仕上がり早の牝馬でこの時期でも体はしっかりできています。完成度の高さで勝負です。