フジテレビの特番「ENGEIグランドスラム」の司会を務めているナイナイだが、どうやら司会を務めているのにもかかわらず、「なぜナイナイは漫才をしないのか!?」という意見が寄せられているようで、それに対して岡村は「ここで声を高らかに言うときますけど、僕ら漫才師じゃないんですよ」と衝撃発言。
「例えば、チュートリアルとかタカアンドトシとかは胸張って言える。漫才師ですって。僕らは漫才師じゃないんですよ」と格付けし、「なんでかって言ったら、世に出るために、審査員にハマるためだけに、漫才をやったという変な策略を持った、イヤラしいコンビたったんです」と説明した。
ナイナイの漫才といえば、岡村の身長をイジる漫才が有名で、1991年には「第12回今宮こどもえびす新人漫才コンクール」で「こども大賞」、1992年「ABCお笑い新人グランプリ」では「最優秀新人賞」、1993年「第22回上方お笑い大賞」では「銀賞」を受賞し、若手お笑い芸人の中で注目を浴びる存在となった。
具体的には、「なんとかテレビに出たい、そして売れたい、そのためには何が必要なのかってなった時に、大阪やと賞を獲るしかない。賞を獲るにはどうしたらいいんや。審査員の方々…、舞台を大きく使う、大きな声で挨拶する、そういう漫才が好まれる。テンポの速い漫才。そうすることで審査員の人にハマるっていう、策略を立ててやってきた」と丁寧に説明した。
そして、「先輩方の漫才を見て真似して、テンポアップで喋るっていうのでやらしてもらっただけの話で、僕ら漫才師ちゃいますねん」と明言し、「テレビ芸ですわ。ただの」と自身のコンビを評した。