辻と加護は2000年3月にモーニング娘。の4期メンバーとして、吉澤ひとみ、石川梨華とともに加入。辻と加護は当時12歳の最年少メンバー同士であり、常にセットで語られていた。同年7月には矢口真里、ミカとともにミニモニ。を結成、さらに、2人でもW(ダブルユー)として活動していた。
モー娘。はOGによるコンサートが定期的に行われており、加護は昨年、12年ぶりに復帰を果たしたが、辻が第4子妊娠中のためタイミングが合わなかった。これを受け、ネット上では「この並びは見たかった」「どんな曲が披露されるのか楽しみ」といった声がある一方で、「話題作りなのが見え見え」「いまさら実現してどうなるって並びだよな」といった厳しい声が聞かれる。何より辻と加護は対照的な人生を歩んできたといえるだろう。
辻は2004年8月にモーニング娘。を卒業。加護とのユニットWとして売り出されるが、加護の喫煙スキャンダルで間もなく活動休止。その後はソロ活動や舞台出演をこなしていたが、2007年5月に俳優の杉浦太陽の子供を妊娠していると発覚する。19歳でのできちゃった婚であった。以降、昨年12月までに4人の子供をもうけている。それなりに幸せな人生を送っていると言えるだろう。
対する加護といえば、辻とともにモー娘。卒業後に、未成年であるにもかかわらず喫煙している姿が写真週刊誌に報じられてしまう。さらに、翌年にも喫煙姿が報じられ、所属事務所を懲戒解雇に。以降も年上男性と交際を続けるも男性が逮捕されると、加護は精神安定剤を大量に服用しての自殺を図るも未遂に終わる。のちに男性と入籍し1子をもうけるも、度重なるDVを受けていたといわれ、すっかり「不幸な女性」の代名詞となってしまった。2015年に離婚が成立し、翌年に美容関係の会社経営者と入籍し、第2子を出産している。
そんな辻と加護の関係は、今は逆転しつつあると見る声もある。
「何しろ辻希美はブログ炎上の女王ですからね。何をしてもプチ炎上を招いています。もちろん、ブログの収益もあるのでしょうが、4人の子供の親としては健全とは言い難いでしょう。一方の加護は、再婚して幸せを取り戻しつつあります。双方の立ち位置は逆転しつつあるのかもしれません」(芸能ライター)
3月の共演では、2人の口からどのような話が語られるのか気になるところだ。