その昨年はアイポッパーの前に2着と後じんを拝しているが、雌伏1年の間にたくましく成長を遂げている。今春のダイヤモンドSで待望の初重賞制覇を飾り、天皇賞・春はメイショウサムソンからハナ・クビ差の3着と健闘。長距離ならGIでも通用することを証明した。
ステップレースのAR共和国杯(昨年5着)は、ハンデ57.5kgを背負って3/4馬身差2着と好走。ここに大きく望みをつないでいる。乗りかわりもペリエ騎手なら鬼に金棒で、差し切りが濃厚。
相手筆頭はネヴァブション。AR共和国杯は8着と人気を裏切っているが、休み明け3戦目で走りごろだ。中山は日経賞を含め3勝と自分の庭も同然だし、巻き返しは必至。3歳の精鋭、エーシンダードマンが惑星。