報道をまとめると、観月が演じるのは初の事件記者役。大胆にして粘り強い取材力を武器とする京都の新聞記者・鉄忍布(くろがね・しのぶ)で、取材先をよく“出入禁止(できん)”にされることもあり、私生活では離婚歴があり、中学生の息子を持つシングルマザーだという。
観月は1992年に15歳でドラマ初主演を果たして以来、今作で24年連続で主演に起用され、自身が持つギネス世界記録も更新されるという。
「観月の代表作といえば、『ナースのお仕事』だが、『出入禁止の女』は『科捜研の女』、『京都地検の女』など、数々のヒットシリーズが誕生した『木曜ミステリー』枠。それなりの数字が取れれば、今後もシリーズ化され、観月の新たな代表作となりそうだが…」(テレビ誌記者)
ギネス記録を更新し続けているとはいうものの、それによって女優としての“格”が上がっているとは言えないのが現状のようだ。
「記録更新の方が先立ち、オファーがあれば作品をあまり選ばずに受けている印象。24年連続とはいえ、連ドラばかりではなく単発のドラマも記録に含まれている。今年は連ドラ『夜のせんせい』に主演したが、視聴率は初回以外は1ケタで、平均で6.5%とふるわなかった。とはいえ、テレビ局サイドからすれば、あまりどこの局かを気にすることなくオファーを受けてくれるので貴重な存在」(芸能記者)
観月の事務所といえば、今夏に安室奈美恵の独立騒動が発覚したばかり。「安室はいまだに事務所との関係が修復できておらず、観月が事実上1トップ状態。実業家との交際が報じられているが、なかなか結婚にゴーサインは出ないだろう」(同)。
果たして、観月はどこまで記録を伸ばすのだろうか。