ならば、桜のマイルは決定的?に長くとも、エーソングフォーにが然、食指が動かされる。
千四の紅梅Sで下した相手エアパスカルが、先週のチューリップ賞を2歳女王トールポピーの猛追を振り切り快勝。それを物差しにしても、このメンバーなら断然、スピード上位といえるだろう。
スポークスマン・牧浦助手も、「フェアリーSの時は、馬体もガレていて馬の調子自体が下がっていたし、おまけに、レースでも出遅れ、それでもあの内容だったし、状態が戻っていた前走は『まともだったら勝てる』の思いはありましたよ」と同馬の類まれなるスピードと能力を高評価する。
さらに、状態面に関しても、「最初のころは歩様がゴトゴトしていたからダートを使っていましたが、今は歩様の悪さが全然見られないし、最近はケイコでも競馬でもガツガツ行かず折り合える。まず恥ずかしくない結果が出せると思います」と太鼓判を押せば、暖かな春風に乗って鼻歌まじりに圧倒劇を披露する。